5月26日から転売が禁止され、武漢ウイルス感染拡大の初期よりは比較的入手が容易になったエタノール(アルコール)消毒液ですが、その効果や濃度について整理してみましょう。

何故エタノール消毒液が武漢ウイルスに効果があるかというと、アルコールがウイルスの膜を破壊する事で不活化(無毒化)されるのだそう。その為にはある程度の濃度が必要ですが報道などで解説されていたのは60%〜80%との事。薄くては効果が無いし、高過ぎてもアルコールが直ぐに蒸発してしまってダメなのだそうです。

しかし、厚労省のHPでは70%〜95%が必要となっています。但し入手困難な場合は60%台でも差し支えないともあります。

北里大学の研究では50%・70%・90%は1分間の接触で不活化効果あり。10%・30%は10分間の接触でも不活化効果無しとあります。

 

ややこしいのはエタノール消毒液の濃度の表記が3通りあると云う事です。その3通りとは「重量容積比(w/v%)」「容積比(vol%)」「重量比(w/w%)」です。内容は順番に「100mlの中にエタノールが何g入っているか」「100mlの中にエタノールが何ml入っているか」「100gの中にエタノールが何g入っているか」だそう。めんどくさいですね。例えば写真のビオレuだと重量容積比55.5w/v%、容積比65vol%、重量比57w/w%になります。それで、通常の濃度○○%とはどれを見ればいいかと云うことですが、真ん中の容積比の様です。なのでビオレuは65%で消毒効果ありと云うことになりますね。それにしてもややこしい。池上さんでも詳しく解説してくれないかな。