連休明けで感染拡大が収まるとは誰も思っていなかったでしょうけれど、緊急事態宣言が1ヶ月近くも延長と聞くとガックリしますよね。緊急事態宣言が出されてから政府や厚労省は何をしてきたのでしょうか。10万円の給付金もまだ貰えないし医療関係の資材の供給も充分でない、PCR検査の数もまだあまり増えてない。最初の感染者が確認されてから3ヶ月以上経つのに人口当たりの検査数はベトナムの半分程。これはもう先進国とは言えない途上国以下、国際的には恥ずかしいレベルの数字です。当初はしょうがなかったとしても未だに効率よい検査や医療の流れを作れない厚労省は何なんですかね。こんな状態で緊急事態宣言を延長しても何が出来るのでしょう。

 

検査数を増やし、治療薬のアビガンを承認しどの病院でも投薬出来るようにすれば医療機関の負担も減って緊急事態も解除できるかもしれないのに、アビガンの承認は7月頃だとか。なのにアメリカ製のレムデシビルは今月承認されるそう。それも少々変な話です。レムデシビルはエボラ出血熱用の新薬で副作用もまだ十分に判明してるわけではないのに、アメリカで承認されれば特例承認制度で日本でも承認されるそう。日本での治験はまだ2例だけだそうですが、この緊急時でも平常時並みのおっとりした対応ばかりのお役所にしてはここだけえらく素早い対応ですね。対して、アビガンはインフルエンザの薬で特殊な形ではありますが既に承認済みの薬です。充分に治験が行われて副作用も判明してる筈。でも武漢ウイルスに使う場合は懇ろに治験が行われています。素人考えですが、武漢ウイルスも新型インフルの1種とみなしても使ってもいいような気がしますがね。法令の無理目な解釈変更は安倍政権の最も得意とする技じゃないですか。武漢ウイルスの治療薬が増えるのは良い事ですが、この緊急時でも忖度とか省益とかを優先させているのではと疑ってしまいます。

アビガンは本人が希望し医療機関の倫理委員会が承諾すれば使えるそうですが、医療機関が治験に登録していなければだめなのだそう。その登録には相当な書類が必要なそうですよ。この事態に医師に余計な負担をかける訳です。それにしても役人は何故こんなに書類が好物なのでしょうかね。