武漢ウイルスの影響が色々な業界に及んでいます。私達、寺院も例外ではありません。

 

政府の要請が出てから、私達の本山も金沢別院も法要や行事を制限する動きになって来ました。それに倣い末寺でも法要を中止にしたり、「無観客試合」的に住職さんが単独で勤行を勤める所も増えて来ました。お寺の法要にお参りしてくださるのは高齢の方が多いので万一の事を考えると止むを得ないかなと思います。

門徒さんでも、決まっていた御法事を延期する方が多くなっています。正直言って、法要も法事も出来ないこの状態が長く続くと他の業界と同じく経済的な影響が少なくありません。

 

お葬式に関しては今の所特に変わった動きはありませんが、私はお葬式が一番危ないなと思っています。ライブハウス程ではないにしろ閉鎖空間に多くの人が集まり、1時間以上過ごす訳ですからね。集まる人は色々な年代の方がいますし、地域の方だけではなく親戚・親族が遠方や県外から来られる場合も少なくありません。県外はやはり首都圏や近畿圏が多く、その方達が鉄道や飛行機などを利用して集まって来てお参りをし、またそれぞれの地方へ帰って行かれるのです。もし一人でも感染した方がいればクラスターになってしまう可能性は充分にあります。全国のどこかでその様な事例が確認されれば、忽ちにお葬式を制限するような流れになるでしょう。会場となるセレモニーホールもその事を承知しているのか色々対策はしているみたいです。あちこちのお葬式に参列する我々僧侶も十二分に注意をして感染源とならない様にしなければとは思っていますが、何分、見えない相手ですからね。